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ラスタデータのベクトル化

設計図面をスキャンしたデータや、手作業で作成したテクニカルイラストレーションなどのラスタデータをベクトル化するには、各種の方法があります。ここでは、ベクトル化に関する問題について考察します。

ベクトル化プログラムは、ラスタデータからベクトルデータを作成します。ベクトル化の特長は、ファイルサイズがコンパクトで、品質を落とさずにスケール変更が可能なことです。さらに、より容易な編集および変更が可能です。

ベクトル化のプロセスは、きわめて複雑です。専用ソフトウェアには多数のオプションが用意されており、これらのオプションを活用することにより様々な方法で希望の結果を得ることができます。

これらオプションの本質的な相違点は、線を作成する方法にあります。線を作成する設定には、ピクセルエッジをトレースする方法またはピクセル中央をトレースする方法の2種類があります。

ピクセルエッジをトレースする場合は、塗りつぶされたサーフェスが線として作成されます。この方法では必要以上のデータが生成されます。さらにこのデータは、編集がより難しくなります。
ピクセル中央をトレースする場合は、作成される線は線グラフィックの構成に沿う形になります。

この方法では、実際の線は連続するピクセルの中央部に生成されます。下記の左図はピクセルエッジのトレース、右図はピクセル中央のトレースを示しています。


Pixelzüge

作成したデータをさらに利用する場合は、ピクセル中央をトレースするオプションを選択することをお勧めします。



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