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グラフィックデザイン企業、TGGは、ドイツBietigheim-Bissingenを拠点に創業しました。同社は1993年夏の創設以来、広告代理店、印刷業者と協力しながら業務を進めてきました。さらにTGGは、翻訳エージェンシ、編集システム企業、テクニカル分野の著作業者との協力関係も発展させています。
このような業務協力によって、TGGは主なグラフィックスのサービス領域を広げており、現在ではあらゆるメディアに対応する先進的なテクニカルイラストレーションを提供しています。TGGの業務は、多様なニーズへの対応、顧客の立場を尊重すること、創造性、信頼性、品質の確保に立脚しており、ドイツ全域で顧客との業務関係を築いています。TGGは、創業直後から業務の明確なフォーカスを定めてきました。
既存のDXFデータに基づいてテクニカルイラストレーションを作成し、資源の節約に役立てたいと考える顧客が次第に増えている背景から、検討重ねた結果、TGGは1994年にITEDOのIsoDrawソフトウェアを採用しました。IsoDrawの場合、テクニカルイラストレーション専用ではないCorelDraw、Freehand、Adobe Illustratorなどの一般的なグラフィックスプログラムに比べて、DXFデータをインポートした後もより高品位なデータ処理が可能です。
一般的なグラフィックスプログラムの場合、インポートしたデータの処理は線の描画方法に限られていました。一方、IsoDrawバージョン2.6には1992年当時から3Dウィンドウ機能があり、3Dデータをこのウィンドウに移行して必要なパースペクティブを選択できます。3Dデータが手元にない場合は、DXFをIsoDrawにインポートした後、プロジェクションツールによってパーツをアイソメトリックビューまたは他のビューに投影できます。この機能は、3Dコンポーネントを手作業で作成する際にとりわけ効果を発揮します。TGGの主要顧客の1社、Bosch Rexroth AGは、ドキュメント作成のためにProEngineerによる3Dデータを利用したいと考えていました。
IsoDraw CADprocessが市場に登場したのは、ちょうどその頃でした。IsoDraw CADprocessは、3D設計データをテクニカルイラストレーションに変換するためのソフトウェアパッケージで、陰線処理とともに線幅を自動的に作成します。ITEDOの協力によりデータテストを無事終えたTGGは、IsoDraw CADprocessによる最終的な出力データがBosch Rexrothの要求に最も適していると判断しました。
サービスプロバイダとしてのTGGにとって重要な利点は、IsoDraw CADprocessが各種の3D CADソフトウェアに対応することでした。また、実質的にあらゆる主要CADプログラムからのデータを、”IGES”データ変換形式によって処理できます。IsoDraw CADprocessの機能により、TGGは異なるシステムを扱う各顧客からの要請に応えて、サービスを提供できます。Bosch Rexrothの場合、TGGは文書および設計部門と直接協力しながら作業を進めます。IGESエクスポートとしてTGGが受け取るCADデータは、ほぼ完全なユニット の形となります。
これによりBoschは、時間をかけてデータを準備するプロセスから解放され、一方TGGは用途に応じて(カタログ、組立説明など)アセンブリをユニットのまま扱うこと、または必要なコンポーネントに分割することが可能となり、臨機応変に対処できます。新たなビュー角度に応じて、ユニットまたはアセンブリを回転することも可能です。Bosch Rexrothのテクニカル著作担当者が個別のコンポーネントを指定していない状態でも、TGGは初期段階の分解図を提供できます。
IsoDraw CADprocessにより変換されたベクトル図面は表示品位が高く、データ量はきわめて小さくなります。このようなテクノロジの急速な発展により、3D CADデータ処理の可能性が飛躍的に広がりました。イラストレータは、データを処理する際に元データを生成したCADシステムにアクセスする必要はありません。たとえば、1つのコンポーネントによって断面を作成すること、または断面の4分割を3Dオブジェクトで作成することも可能となり、複雑な立体の明快な描画を容易にしています。3Dデータを変換した後に、生成されたテクニカルイラストレーションを必要に応じて編集できます。たとえば、矢印、コールアウト、手などをイラストレーションに容易に追加できます。設計システムでは、このような追加編集はほぼ不可能です。
また、電子メディアで利用するためのホットスポットおよびリンクも容易に追加できます。変換したデータは、様々なグラフィック利用が考えられます。ベクトルグラフィックスを線画として、写真のような写実的グラフィックスとして、またはFlashへのエクスポートにより言語的にニュートラルな動画(アセンブリ組立説明など)として使用できます。またデータ量が小さいので、オンラインでも問題なく利用できます。さらに、Photoshop、Adobe Illustrator、Cinema 4Dなどのプログラムで写実的な表現に加工する場合も、IsoDrawの各種フィルタによりきわめてシンプルにデータを変換できます。
「ITEDOの着実な開発努力のおかげで、現在では大量のドローイング作業にも少人数スタッフで対応できます。ITEDO製品は、増幅し続ける技術発展への圧力に対応し、製品出荷前の納期までに組立説明文書を仕上げるための、唯一無二の選択肢といえるでしょう。節約した作業時間によって、これまでは時間とコストがかかるために避けてきたグラフィックス表現にも挑戦できます」と、TGGを創設した同社CEO、Wolfgang Murasch氏は述べています。
IsoDraw CADprocessを利用することにより、イラストレーションをよりシンプルに作成できます。複雑な表現を始めから設計する必要がなく、既存の設計データから直接作成できます。以前は、設計データからイラストレーションを作成する場合、設計者に多大な準備作業を強いましたが、現在ではイラストレータが設計者および3Dシステムに依存することはありません。また、データを加工処理する可能性が豊富で、イラストレータはデータの全体像を把握しやすいので、イラストレーション作成中に設計の細かい不具合まで見通し、その点について設計部門と相談できるほどです。
「私たちは、IsoDraw CADprocessの新バージョンを待ち望んでいます。というもの、領域表現によりオブジェクトを認識しやすくなり、作業中にイラストレーションの全体像をより良く理解できるからです。写真のようにリアルな表現では相当量の作業に取り組む場合もあり、イラストレーションをCinema 4Dなどのレンダリングプログラムにインポートするための、新しいVRMLエクスポートフィルタにも期待しています。新バージョンのIsoDraw CADprocessにより、最適な状態で用意されたデータをCinema 4Dに転送し、顧客企業の要望に応じて写真のようなリアルな細部をより短時間に処理できるようになります。」
IsoDrawおよびIsoDraw CADprocessは、これまで一貫して市場およびユーザの要求を重視してきました。ITEDOの開発姿勢は、今後も変わりません。このような開発取り組みによって、両製品はテクニカルイラストレーション分野の標準ツールとしての地位を確立しており、比較的小規模の企業およびサービスプロバイダであっても、両製品を活用することで時間およびコスト効率的に顧客の要求に応えることができます。
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