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AM Generalは、その80年に及ぶ歴史の中で、軍事および特殊車両の設計、エンジニアリング、生産、ロジスティックスの分野で、世界的なリーダー企業としての評価を確立してきました。とりわけAM Generalは、HUMVEE ®(ハンビー)と呼ばれる高機動多目的装輪車(High Mobility Multipurpose Wheeled Vehicle、HMMWV)、およびHUMMER®の生産で知られています。
また、AM General の完全子会社であるGeneral Engine Products Inc(GEP)は、自然吸気およびターボチャージ両方式のOEM 6.5リットルディーゼルエンジンを生産しており、軍事、自動車、海洋産業、その他各種の産業用および商用目的に活用されています。
AM Generalは、同社の製品を世界各国に販売していますが、その中でも米軍に納入する製品が多くの部分を占めています。AM Generalの企業哲学は、製品の品質および顧客満足度を高めることにありますが、同時にAM Generalは米国政府が求める特別な基準と要件を満たす必要があります。
このような要件は、AM Generalが製品の技術ドキュメントを作成する方法にも影響を与えます。ミシガン州Livoniaを拠点にするAM GeneralのILS(統合ロジスティックスサポート)部門は、AM General製の幅広い車両およびシステムを運用し、保守サービスを行うために米軍が必要とする、各種タイプの技術マニュアルを作成しています。
その一部には、次が含まれます。
- Operator’s & Maintenance manuals (オペレータマニュアルおよび保守マニュアル)
- National Maintenance Work Requirements (NMWRs) (米国メンテナンス作業規定)
- Modification Work Orders (MWOs) (改造注文)
- Digest Articles (抜粋記事)
- Cargo Pocket “Smart Books” (カーゴポケット、”スマートブック”)
- Repair Parts Special Tools Lists (RPSTL) (パーツ修理専用工具一覧)
- Kit Installation Instructions(キット設置説明書)
AM Generalは、印刷物のマニュアルとともに、電子マニュアル、対話型電子マニュアル、ポイント間の対話型回路図面を提供しています。
文書形成:仕様、形式、番号… ドキュメントの作成方法は、多くの場合、業界特有の様々な要因から影響を受けます。政府および国防省に製品を納入する場合、特別な基準(ミリタリースタンダード)を満たすこと、および特定の要件に応えることが必要となります。しかも、単にスタンダードに準拠するだけではなく、高い水準での準拠と短期間での対応が課題になります。
AM Generalは、このような課題を解決するために、テクニカルイラストレーション関連の作業にITEDO SoftwareのIsoDrawおよびIsoDraw CADprocessを活用しています。「私たちは1998年に、従来のイラストレーション作成環境からIsoDrawの作業環境へと一足飛びに移行しました。作業環境はきわめて円滑に移行でき、しかもIsoDrawソフトウェアの活用により時間を大幅に節約できることがわかりました。IsoDrawは、複雑なグラフィック作成、短期間での内容更新、変更が求められる私たちの業務に柔軟性をもたらし、同時に生産性も大きく強化します」と、AM Generalの統合ロジスティクスサポート取締役、Larry Rink氏は説明します。
次に、ITEDO製品がAM Generalの業務に貢献している具体例を紹介します。
MIL-STD-40051B MIL-STD-40051Bは、国防省が発行する技術文献の形式および内容を規定する、軍用規格です。この規格では、分解図をグラフィックスの手法として奨励しており、このようなグラフィック手法を表現することを主眼に開発されたIsoDrawは、規格を完全に満たすグラフィックス機能を提供します。IsoDrawは、線幅を使い分ける技法など従来のテクニカルイラストレーションが持つあらゆる特性をサポートしながら、複雑なイラストレーション作成を効率的に処理するためのツールを提供します。
AM Generalの業務には、特に「シャフトツール」および「投影ツール」が役立っています。「私たちの作業では、タイヤ溝の形状および複雑なギアホイールを繰り返し描く必要があり、その意味でこれらのツールは非常に有用です。これらのイラストレーションを手作業で描くとすれば数時間かかりますが、IsoDrawでは数回のマウスクリックで処理できるので、作業時間を大幅に節約できます」と、Larry Rink氏は話します。
様々な素材によるイラストレーション作成 AM Generalでは、イラストレーション作成の元になる様々な素材があり、最初から描き起こすこともあれば、デジタル写真をトレースする場合もあります。
その中には、AM Generalが1998年まで手作業で作図していた多数のイラストレーションをスキャンして作成する画像も含まれます。IsoDrawは、このような作業にも容易に対応します。また、AM GeneralはIsoDraw CADprocessの複数ライセンスを取得しており、現在、新型車両の製品シリーズに利用されています。
イラストレータはCADprocessを利用することにより、AM GeneralのCAD設計グループが作成した3D IGESデータを利用できます。このIGESデータを、テクニカルイラストレーションに変換するのです。イラストレータは、AM GeneralのUnigraphics設計ステーションにアクセスしたり依存することなく、設計データを処理できます。
CADprocessの3Dウィンドウで、CADの図面を回転または分解するなど、イラストレータの必要に応じた作図を作成できます。陰線は自動的に処理され、線幅を使い分ける技法も簡単なキー操作だけで的確に表現されます。1つのCAD図面から、イラストレーションの多くの要件に同時に応えることができます。
「イラストレーションの細部では多少の編集作業が必要ですが、CADprocessを活用することで私たちは実際に作業時間を大幅に節約しています。今後も、IGESファイルからイラストレーションを作成する技法を積極的に採り入れようと考えています」と、Larry Rink氏は話します。
イラストレーションの新たな活用 対話的な電子マニュアルを作成するために、AM Generalは政府が開発したソフトウェアを使用しています。ベクトルグラフィックスはきわめて効率的で、対話的な条件に適しています。さらに、ラスタおよびベクトル情報をIsoDrawで組み合わせて、CGMファイルとして効果的に表示することが可能になります。印刷物のマニュアルとしては、AM GeneralはQuarkXpressおよびPhotoshopを使いマニュアルを仕上げています。IsoDrawは幅広いエクスポート形式に対応しており、これらのアプリケーションとの間でシームレスなデータ接続が可能です。
「私たちは、最先端のテクニカルイラストレーション作成ソフトウェアであるIsoDrawを活用することにより、政府の仕様と要件に従いながら高品質のグラフィックスを作成できます。IsoDrawにより、大幅な作業時間の節約が可能になり、たとえば複雑なコンポーネントを描く時間は50%以上短縮しました。またCADprocessの活用によって、さらなる効率性の強化が期待できます。」
Larry Rink AM General(米国ミシガン州、Livonia)統合ロジスティックスサポート取締役
Illustration: "Rear View of the Common Bridge Transporter (CBT) used for the Improved Ribbon Bridge (IRB) and Rapidly-Emplaced Bridge System (REBS)."
All graphics © AM General
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