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WWWコンソシアム(W3C, http://www.w3.org)は、CGM Openとの協力によって開発したWebCGMプロファイルをリリースしました。WebCGMとCGMの違いについて知りたいCGMユーザも多く、ここではその違いについて概説します。
CGM(Computer Graphics Metafile)は、 ISO 標準です(ISO 8632)。この標準は、CGMの4つのジョンを定義します(see also: バージョンによるCGM品質の違いについて)。 実際には、この標準を完全に実装しようとしても、内容が多過ぎて複雑であることが明らかになりました。カラースペースの定義など、実際には不要な洗練されたエレメントが多くあります。このような背景から、いわゆるCGMのProfiles仕様が導き出されました。このプロファイルは、標準の各CGMエレメントのルールを定義します。一部のエレメントが使用禁止または使用を制限され、その他のエレメントが使用されますが、その区別はプロファイルに応じて決まります。プロファイルは、信頼の高いCGMデータ交換を必要とする特定の業界向けに開発されています。現在最も重要なプロファイルは航空運輸協会(ATA: Air Transport Association)のATA GREXCHANGEプロファイル、そしてWebCGMプロファイルです。
WebCGMおよびCGMの違いは何かという質問に答えるために、次のような比較について説明します。
WebCGMとCGM CGMは標準全体、そしてWebCGMはCGM標準の1つのプロファイルです。つまり、WebCGMはCGM標準全体のサブセットを定義し、ウェブでの利用を可能にします。さらに特定のエレメントに対する特定のルールを定義しますが、中でも重要なのはいわゆるインテリジェントコンテンツ(ホットスポットおよびオブジェクト)です。
WebCGMとATA GREXCHANGE ATAプロファイルは、航空機、防衛、自動車などの産業分野で広く使われます。このプロファイルにおけるグラフィカルなエレメントのルールは、WebCGMプロファイルとほぼ同じです。また、GREXCHANGEからWebCGMへ、あるいはその逆への円滑な移行を可能にするように配慮されています。
主な相違点には次があります。:
- WebCGMはユニコードおよびすべてのウェブフォントをサポートする一方、ATAは特定の西欧文字エンコーディングおよびベースフォントをサポートします。したがって、WebCGMファイルには日本語の漢字など東アジア地域の文字を含めることができます。ATAの言語は英語なので、そこではこのようなサポートは不要となります。
- WebCGMはグラフィカルオブジェクト上でURIリンクをサポートし、ATAは外部的な処理が必要となるリファレンスだけをサポートします。WebCGMユーザは、http://www.myserver.com/myPage.htmなどのリンクをグラフィカルオブジェクトと関連づけることができます。ウェブ環境では、エンドユーザがオブジェクトをクリックすれば指定されたページにナビゲートされるようになります。ATA環境では、外部的なターゲットへのリファレンスのみをサポートします。アプリケーションがこのリファレンスを処理して、ナビゲーションを処理する必要があります。
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